常世書房常世書房

虚構倶楽部

2020年エア京都合同の新刊として頒布した短編小説の『虚構倶楽部』です。紙媒体の本です。 カバー付き文庫本、104頁です。表紙イラストと挿絵は欅ちまきさんに描いていただきました。 〇あらすじ 「――ねえ、ヒフウクラブって知ってる?」 宇佐見蓮子は耳を疑った。講義中、前に座る人から秘封倶楽部に関する雑談が聞こえてきた。蓮子は、自身の知らないところで密かに自分たちの存在が噂になっているのを想像して笑みを浮かべたが、耳を傾けているとなにやら様子がおかしい。 秘封倶楽部の話をしている人たちは蓮子に目もくれることなく、携帯端末を覗き込んで雑談をしている。あやしく思った蓮子が注意深く聞いていると、身に覚えのない場所で秘封倶楽部の二人を見かけたという話をしていた! 噂になっている秘封倶楽部は、本当に自分たちのことなのか――。疑問に思った蓮子は、メリーと共に秘封倶楽部の噂について探り始める。 〇サンプル 少し長めのサンプルは以下のリンクにあります。 https://www.pixiv.net/artworks/85459066

2020年エア京都合同の新刊として頒布した短編小説の『虚構倶楽部』です。紙媒体の本です。 カバー付き文庫本、104頁です。表紙イラストと挿絵は欅ちまきさんに描いていただきました。 〇あらすじ 「――ねえ、ヒフウクラブって知ってる?」 宇佐見蓮子は耳を疑った。講義中、前に座る人から秘封倶楽部に関する雑談が聞こえてきた。蓮子は、自身の知らないところで密かに自分たちの存在が噂になっているのを想像して笑みを浮かべたが、耳を傾けているとなにやら様子がおかしい。 秘封倶楽部の話をしている人たちは蓮子に目もくれることなく、携帯端末を覗き込んで雑談をしている。あやしく思った蓮子が注意深く聞いていると、身に覚えのない場所で秘封倶楽部の二人を見かけたという話をしていた! 噂になっている秘封倶楽部は、本当に自分たちのことなのか――。疑問に思った蓮子は、メリーと共に秘封倶楽部の噂について探り始める。 〇サンプル 少し長めのサンプルは以下のリンクにあります。 https://www.pixiv.net/artworks/85459066